
IGU製造ラインにおいては、シーラントが硬化する時間帯は非常に短いです。もし加熱が遅かったり不均一だったりすると、接着不良や端部の応力が生じ、検査を通過できない製品ができてしまいます。私たちは、その時間帯内でシーラントを適切に加熱できるように、IGU用の加熱モジュールを開発しました。
重要なポイント 私たちはクォーツ製のケースを持つ短波赤外線方式を採用しているため、反応が速く、熱も均一になります。このモジュールは12°C/秒の速度で180°Cまで温度を上昇させ、シーラントが塗られている部分全体で±2%の温度均一性を維持します。また、出力密度は35 W/cm²です。これにより、迅速にシーラントが溶融し、硬化する一方で、主要なシール部分が過熱したり、ガラスに熱応力がかかったりすることはありません。24時間365日の連続運転でも安定して機能し、加熱エリアも一定に保たれます。そのため、シフトの途中で設定値が変動することもありません。
IGUのシーリングにおける利点 IGUのシーリングにおいては、速度が重要です。第二のシールが迅速に硬化する必要がありますが、その際にスペーサーが変形したり、除湿剤が損傷したりしてはいけません。このモジュールにより、処理時間が短縮され、ラインの稼働が継続できます。また、未硬化による不良品や現場での故障も減少します。加熱は必要な時だけ行われるため、エネルギー消費も削減されます。また、既存のフレームに取り付けるだけで済み、全体的な配線を変更する必要もありません。
取り扱い上の注意点 設置自体は簡単ですが、正確な位置合わせが鍵となります。加熱面は、シーラントが塗られている部分と2mm以内の範囲で平行になっていなければなりません。そうでないと、温度が均一にならず、不均一な硬化が起こる可能性があります。 このモジュールはほとんどのIGUプレスと互換性がありますが、使用する機械の形状や電力コネクタを必ず確認してください。初回起動時には少し暖機時間がかかりますが、レンズを清潔に保つことが重要です。そうしないと、放射率が変わり、結果が再現できなくなります。